業績予想

連結業績予想

今後の経済情勢は、国内では、賃金・金利が上昇しつつあり、訪日外国人の増加や、堅調な投資需要も相まって、緩やかな回復が期待されるものの、物価上昇による個人消費への影響や、米国の通商政策の動向による世界的な景気の下振れリスクが懸念されるなど、先行きは不透明な状況が続くと見込まれます。
当社グループを取り巻く事業環境においては、公共投資の底堅い推移や企業収益の改善を背景とした設備投資の回復基調が見られるものの、資源・原材料価格の高止まりや輸送費・人件費を含むコスト上昇、加えて建設業界における労働力不足による工期の遅延リスクなど、不確実性の高い状況が継続するものと見込んでおります。
このような情勢下、当社グループは、「中期経営計画2027」の2年目を迎え、変化する事業環境を的確に捉えつつ、中長期的な企業価値の向上を視野に入れた経営に一層注力し、長期ビジョン「積水樹脂グループビジョン 2030」の実現に向けて、これまでの諸施策の効果が早期に現れるよう、取り組んでまいります。

2025年5月13日現在
(単位:百万円)
2025年3月期実績 2026年3月期予想 対前期増減 対前期増減率
売上高 74,231 79,000 +4,767 +6.4%
営業利益 5,011 6,400 +1,388 +27.7%
経常利益 5,447 6,700 +1,252 +23.0%
親会社株主に帰属する当期純利益 3,554 4,300 +755 +21.3%
1株当たり当期純利益 112.06 138.91 +26.85 +24.0%