安全衛生
安全衛生方針
積水樹脂グループ全従業員が健康で安全に事業活動を推進できるよう、職場環境づくりに取り組みます。
- 1全従業員が「安全最優先」のもと行動します。
- 2労働安全衛生に関連する法令及び各事業所で規程されるルールを遵守します。
- 3安全衛生活動の継続的改善につとめます。
全社を挙げての安全衛生活動
「人財第一」の方針の下、全従業員が「安全第一」への意識を高め、心身ともに安心して働ける職場環境・作業環境の改善活動を推し進め、積水樹脂グループを挙げての安全衛生活動を通じて労働災害の撲滅に取り組んでいます。
具体的には、年2回実施する積水樹脂グループ無災害運動などを通じて全従業員の安全意識の向上を図るとともに、場内安全パトロール、熱中症対策、防火点検等を通じて安全活動の強化を行うなど、積水樹脂グループを挙げて労働災害の撲滅に取り組んでいます。
その他、各生産事業所で立案した安全衛生活動年度計画が、有効に展開されているかを目的とした社内安全監査を実施しています。
衛生活動
職場や作業環境の改善や従業員の健康管理に継続して取り組んでいます。産業医による職場巡視や、専門機関による保護具の使用・管理状況のパトロール、保健師による健康相談の他に栄養教室の開催・ウォーキングイベントなどを通して、作業環境の改善・健康管理に取り組んでいます。
安全活動
生産事業所においては、労働災害に合わない人づくりのため、各種安全教育に取り組んでいます。危険への感受性を高めるための4RKYTの習慣化、1人危険予知の実践や、「安全道場」を活用した安全に関する定期教育(指差呼称の基本から各種労働災害の疑似体験(VR含む)により、労働災害にあわない人づくりを進めています。
間接部門(事務職)については、雇入れ時の共通テキストを作成して教育内容の充実と質的向上を図っています。
その他に、生産系事業所以外の従業員に対しても安全に関する情報に触れる機会を増やすことを目的に、「刃物類による怪我」、「腰痛予防」、「転倒予防」、「自然災害への備え」などの身近な情報を毎月発信しています。
また、新規採用(新卒・キャリア)や異動者などのいわゆる未熟練労働者に対して、不安全作業や不安がないか配属後早い時期での定期面談を通じてフォローアップを行っています。
2024年度は、人員の多様性・多能工化による人員の流動化や、エイジフレンドリーへの対応など、今後の職場安全対策に繋げることを目的に、安全管理士による外部安全診断を、滋賀工場において実施しました。診断結果をもとに、より安全な職場実現に向け改善活動を進めています。


近江八幡署管内初期消火競技会へ出場し準優勝(2024年10月)
社内での緊急・災害時訓練の他に、消防署にて行われる初期消火競技会へ出場(滋賀工場)し、非常時に的確な行動がとれるように訓練を行っています。
屋内消火栓操法の部では、準優勝と好成績をおさめました。


労働災害の発生状況
2024年度、積水樹脂グループ全体で6件の休業労働災害が発生しました。災害が発生した事業所では、原因を分析・究明のうえ再発防止に取り組むとともに、労働災害情報をグループ内で共有し、類似箇所調査、再発防止対策の水平展開を実施しています。
また労働災害に至るおそれのある荷役運搬作業による事故については、情報を共有化して「自分ごととして」捉えて未然防止に繋げています。

