トップメッセージ

株主・投資家の皆様へ

株主の皆様には平素より格別のご高配を賜り厚くお礼申し上げます。

さて、当社第84期報告書をお届けするにあたり、一言ご挨拶申し上げます。

当期のわが国経済は、企業収益が引き続き安定して推移し、個人消費も持ち直しの兆しが見られましたものの、原材料価格の高騰や人材不足の影響に伴う生産・物流コストの上昇並びに自然災害、海外諸国における地政学リスクをはじめとする政治・経済の動向が懸念される等、依然として先行き不透明な状況が続きました。

このような経営環境下において、当社グループは、「経営ビジョン2020」の3rdステージとなる「中期経営計画」を“総合力・巻き込み力・スピード力”をキーワードに諸施策を推進しております。

国内におきましては、当社の強みである幅広い製品群と販売網を最大限に発揮するべく、昨年4月に組織の見直しを行い民間部門や新規事業領域の基盤構築に重点を置くとともに、事業部門間の連携強化を推し進めてまいりました。さらには、当社コア技術を横断的に活用した新製品開発に取り組むとともに、新規顧客開拓を積極的に行いました。

また、海外におきましては、アジア・オセアニアと欧州に特化したグローバル戦略を強力に推し進めるべく、アルミ樹脂積層複合板及び装飾建材、交通安全製品などの事業基盤構築に向けた市場開拓を行うとともに、中国における関係会社を清算するなどメリハリのあるグループ経営に取り組んでまいりました。

一方、原材料価格の高騰に対応するべく戦略購買や生産コスト低減活動並びに製品価格の改定を行なうなど収益性を重視した事業活動を推進してまいりました。 当期の連結業績は、売上高は688億4千万円(前期比1.5%増)、営業利益は103億4千5百万円(前期比4.4%増)、経常利益は107億8千6百万円(前期比5.8%増)となり、親会社株主に帰属する当期純利益は72億 1千7百万円(前期比9.7%増)となりました。

当期の期末配当金につきましては、4月24日開催の取締役会におきまして、株主の皆様の日頃のご支援にお応えすべく、連結業績並びに配当性向等を勘案いたしまして普通配当21円に特別配当2円を加えた1株につき23円とさせていただきました。この結果、中間配当金21円と合わせた当期の年間配当金は、前期に比べて6円増配の1株につき44円(9期連続の増配)となり、連結配当性向としましては27.1%となり中期経営計画の目標値を達成いたしました。

今後の経済情勢は、国内での人材不足や原材料高騰の影響に伴う生産コスト・物流コストの上昇に加え、貿易摩擦への懸念や金融・為替市場の変動により、経営環境は依然不透明な状況が続くものと予測されます。

このような情勢下、「中期経営計画」3年目となる今年度を重要な年度と位置づけ、当社グループの“総合力”を最大限に発揮し最終年度に向けて加速するべく、2020年の東京オリンピック・パラリンピック関連などの主要な国内イベントやインバウンド需要及び人手不足対応などに向けて付加価値の高い新製品開発や新たな顧客開拓に取り組んでまいります。

さらには、中長期的な企業価値の向上を図るべくESG(環境・社会・ガバナンス)経営を実践するとともに、働き方改革や生産性向上に向けたIT技術の活用、省人・省力化に対応した設備投資を積極的に推進するなど「経営ビジョン2020」の実現に向けてグループ一丸となって鋭意邁進してまいる所存であります。

株主の皆様におかれましては、今後とも一層のご支援、ご鞭撻を賜りますようお願い申し上げます



代表取締役会長 兼 CEO 福井 彌一郎

代表取締役社長 兼 COO 馬場 浩志

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